すでに過去に何度かぎっくり腰を起こしている方はわかると思うのですが、ぎっくり腰の症状って回を重ねるごとに変わってきませんでしたか?
初回が一番辛かったという方は多いのではないでしょうか。
そして、回を重ねるごとに鋭い痛みではなく、鈍く重い痛みに変わってきたのではないでしょうか。
今回は、どうしてぎっくり腰を繰り返すごとに症状が変わってくるのか、またぎっくり腰の危険な勘違いについてもお伝えします。
ぎっくり腰はなるべくしてなっている
ある日突然、いきなりぎっくり腰になることはありません。
ぎっくり腰は硬くなった筋肉がある一定以上溜まって、その硬くなったことによる負荷に正常な筋肉が耐えきれなくなって、正常な筋肉が一気に大量苦に硬くなることによって引き起こされます。
大量の筋肉が一斉に硬くなることにより、激痛物質が生成されて身動きが取れないくらいの痛みを発するようになるのです。
この場合でも、怪我をしているわけではないので、数週間安静していると激痛物質が流れてしまうので、痛みが楽になってきます。
ここに落とし穴があるのです。
痛みが消えたからと言って、ぎっくり腰が改善しているわけではない
急激に大量の筋肉が硬くなることによって生成された激痛物資がぎっくり腰の激痛の原因だということはお伝えしました。なので、この激痛物質が流れてきってしまったら、痛みが消えるのは納得できると思います。
ですが、硬くなった筋肉はどうでしょうか?
硬くなった筋肉は、放っておいても柔らかくなることはありません。
痛みは無くなっても硬くなった筋肉は残っているので、またいつでもぎっくり腰になる可能性があるのです。
硬い筋肉が増えてくると、硬くなれる筋肉が減ってくる
ぎっくり腰の回を重ねるごとに、 鋭い痛みから鈍く重い痛みに変わってくるのは、硬い筋肉が増えて逆に硬くなれるやわらかい筋肉が減ってくるからなのです。
一気に硬くなる筋肉の量が減ってきますので、生成される激痛物質もそれに伴って減ってきます。
痛みが減ってくるので一見良いように感じますが、それは安直な考えで、ぎっくり腰の回を重ねるごとに硬い筋肉が増えて、やわらかい動ける筋肉への負担がどんどん増えていきます。
この頃のになると、蛇口をひねるだけでもぎっくり腰を起こすようになっています。
そのまま何もせずに放置すると、最終的にはぎっくり腰にならなくても、絶えず痛みをずっと感じ続ける慢性腰痛になりますので、一度でもぎっくり腰になったことがある人は、気をつけてください。
ぎっくり腰になったことがある人は
一度ぎっくり腰を起こしたことがある人は、いつぎっくり腰になってもおかしくない状態ですので、ぜひ原因となっている硬くなっている筋肉を本来の状態に戻して、ぎっくり腰を予防してください。
セルフ整体.jpでも、ぎっくり腰のためのセルフ整体をまとめていますので、ご自身でケアしたいという方はご活用ください。
また、今ぎっくり腰になった直後で、身動きが取れない状態をなんとかしてほしいという方は、鮎川の出張施術の対象症状になりますので、お気軽にご相談ください。
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