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執筆者の写真鮎川史園

あなたのお尻はプリン?それともマシュマロ?



女性のお客様からよくいただくのが

「筋肉を緩めたらバスト(ヒップ)が垂れてしまわないですか?」

というご質問。

確かに筋肉が柔らかくなるので、バストやヒップが垂れてしまうのではないかと不安になってしまいますよね。


でもご安心ください。筋肉が本来の柔らかさを取り戻したら、垂れるどころか逆に少し持ち上がります。


筋肉には二つのタイプの柔らかさがありますので、今回はそのことに書いてみようと思います。

この筋肉の二つの柔らかさは、スポーツトレーナーさんの言う筋肉の「緩み過ぎ」という表現にも関係してきますので、真剣にスポーツをされている方もぜひ最後までお読みください。


そんなわけで今回のテーマは

あなたのお尻はプリン?それともマシュマロ?

になります!


これを読むと気になるバストやヒップのたるみを改善して張りを取り戻せる?!また、スポーツをしている人も緩めすぎを心配せずに安心して筋肉を緩める事ができるようになります。


マシュマロのような柔らかさと、プリンのような柔らかさ

ひと言でいうと、筋肉の柔らかさには、マシュマロのような柔らかさとプリンのような柔らかさがあります。

では、どちらの方が良い柔らかさなのでしょうか? 答えから先に言っちゃいますと、マシュマロのような柔らかさが筋肉本来の柔らかさです。


筋肉の柔らかさの違いについて考えるようになったきっかけ

お客さまのお尻や胸周りの筋肉を緩めたところ、お客さまの不安とは裏腹に筋肉が柔らかさを取り戻してバストが上がったり、ヒップが上がったりしたのが、「もしかして筋肉には二つのタイプの柔らかさがあるのではないか」と考えるきっかけになりました。

緩めた後の柔らかさと、力が入りにくい変な柔らかさの筋肉とは、明らかに違う柔らかさだったのです。


硬くなりすぎた筋肉は柔らかくなる

長い期間筋肉が硬くなっていたり、、硬くなっている筋肉に強い刺激など特定の条件が加わると、本来硬い状態を維持していないといけない筋肉が柔らかくなることがあります。


筋肉には「硬く」なることによって守る仕組みがあります。この守る仕組みが働き続けてしまう状態が「筋肉ロック」になります。皆さんがよく耳にする言葉で言うと「こり」などがそれに当たります。


ところが、筋肉にはもう一つ守る仕組みがあるのです。 筋肉が硬くなりすぎて関節などに負担がかかると、その負担から解放されるように強制的に筋肉に力が入らないようにする仕組みです。


硬くなることによって守る仕組みが「第一の守る仕組み」で、 強制的に力が入らなくなるようにして守る仕組みが「第二の守る仕組み」になります。


この第二の守る仕組みが発動すると、強制的に筋肉に力が入らなくなるので、筋肉も柔らかくなってしまうのです。この時の感触は、まるでプリンのような柔らかさになります。


ちなみに正常な筋肉の柔らかさは、適度な弾力と復元力があるので、まるでマシュマロのような柔らかさです。


ここでイメージしてみてください。皿の上にプリンがあります。ちょっと現実的ではないのですが、皿とプリンがくっついたまま離れない状態で皿を横向きにしたら、どうなるでしょうか?


そう、プリンの頭?の部分は重力に逆らう事ができずに垂れてしまいますよね?これがバストやヒップのたるみというわけです。


どうすれば「プリン」→「マシュマロ」に?

強い刺激や負荷が加わり続けていた場合は難しいのですが、ほとんどの場合硬くなった筋肉を緩めるのと同じ方法で「プリンのような柔らかさ」になった筋肉を緩めると、筋肉本来の「マシュマロのような柔らかさ」を取り戻す事ができます。


スポーツをしている人が、強めのマッサージを受けすぎると筋肉はプリンのような柔らかさになってしまい、筋肉本来の力を発揮する事ができなくなってしまいます。

この場合も、「筋肉ロック」を解除するのと同じ方法で、筋肉本来の弾力を取り戻す事ができます。


誰でも、マシュマロのような柔らかさを取り戻すことができる

せっかくですので、ここでマシュマロのような柔らかさを取り戻すためのセルフ整体をご紹介します。


大胸筋のセルフ整体



中臀筋のセルフ整体



まとめ

  • 筋肉の柔らかさには、マシュマロのような柔らかさとプリンのような柔らかさがある

  • 筋肉本来の柔らかさはマシュマロのような柔らかさ

  • たるみや張りはセルフ整体で自分で取り戻せる


まずはセルフ整体を試してみてくださいね!



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