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セルフ整体の流れと注意点

執筆者の写真: 鮎川史園鮎川史園

更新日:2021年8月24日

セルフ整体の流れと注意点についてお伝えしています。初めてセルフ整体をされる方は、まずこちらの記事をご覧ください。




セルフ整体の流れと注意点の動画




セルフ整体の流れ

今痛みを感じている場所と、その痛みを引き起こしている筋肉の場所は同じとは限りませんん。症状ごとにどこを緩めればいいのかは、その都度症状別の記事で紹介しますので、ここでは全ての筋肉に共通するセルフ整体の流れを説明します。


1.硬くなった筋肉(ロックしている筋肉)を探す

正常な筋肉はグリグリと強く押しても、ただ「押されている」という感覚があるだけで、痛みや不快感などは感じません。もし、筋肉をグリグリと押して

  • 痛い

  • 痛気持ちい

  • 気持ちい

  • くすぐったい

と感じる箇所がありましたら、それは筋肉がロックしている証拠です。あまりにも筋肉が硬くなりすぎると感覚が鈍くなって、グリグリと押しても逆に何も感じなくなってしまいます。この場合は指先で筋肉の硬さを確認しながらロックを解除するのですが、最初から指先の感覚が鋭い人はそんなにいないと思いますので、まずは筋肉をグリグリと押して上記の違和感を感じる箇所を探してみてください。


2.グリグリと押した時に感じている違和感が消える姿勢を見つける

筋肉がロックしている箇所が見つかりましたら、今度はグリグリと押している時に感じている違和感が消える姿勢(ポーズ)を探します。この時に、押している指の位置がずれたり、押している強さを変えないようにしてください。グリグリと押している位置と力を変えなくても、違和感がフッと消える姿勢がありますので、その姿勢を見つけてみてください。その姿勢が筋肉のロックを解除する姿勢ということになります。

筋肉のロックが解除される姿勢は筋肉ごとに違いますので、どんな姿勢を取ればいいかは、各筋肉のセルフ整体の説明の時にお伝えします。


3.筋肉ロックが解除される姿勢を90秒キープする

グリグリと押した時の違和感が消える姿勢が見つかりましたら、今度はその姿勢を90秒間キープします。


4.ゆっくりと元の姿勢に戻して、再チェック

筋肉のロックが解除される姿勢を90秒キープできましたら、ゆっくりと元の姿勢に戻します。この時に緩めている筋肉に力が入ってしまうと、再び「カチン!」と筋肉がロックしてしまう可能性がありますので、元の姿勢に戻すときはゆっくりと、ロックを解除していた箇所に力が入らない様に戻してください。

元の姿勢に戻しましたら、再度先ほどと違和感を感じていた箇所をグリグリと押して、痛みがや違和感が消えたままどうか確認してみてください。違和感が消えたままであればセルフ整体成功ということになります。



セルフ整体をする時に絶対守って欲しいこと

セルフ整体をする上で、絶対に守って欲しいことが1つだけあります。この約束を破ってしまうと、体に負担がかかり症状が悪化してしまうことがありますので、必ず守ってください。

ロックを解除する姿勢を探す時や、ロックを解除する姿勢を90秒キープしている時に、どこかに辛さを感じたら、すぐにその姿勢をキープすることをやめて元の姿勢に戻してください。

これさえきちんと守っていただきましたら、悪化することは決してありませんので安心してセルフ整体をやってみてください。


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