あぐらがかけない、あぐらで座れない…
テーブルと椅子の生活を送っているのであれば、普段の生活ではさほど困ることはないかもしれませんが、例えば御座敷で食事をしなければいけなくなった時や、ヨガなどをする時に、あぐらがかけずに困っている人は意外に多いのではないでしょうか。
ストレッチをしてもなかなか改善しないので、あなたも悩んでいるのではないでしょうか。今日はあぐらをかけるようになる原因と改善する為のセルフ整体をご紹介します。
ストレッチをしても筋肉は柔らかくならない
体が硬くなると、ついついやってしまうストレッチ。ところで、ストレッチでは硬くなった筋肉を柔らかくすることはできないって知っていましたか?
ストレッチをすればするほど、体が柔らかくなるので、みなさんストレッチは硬くなった筋肉を柔らかくすると思い込んでいるのですが、実は違います。ストレッチは、元々柔らかい筋肉を更に柔らかくすることはできますが、硬くなった筋肉を柔らかくすることはできないのです。この事を理解していないと、誤ったタイミングでストレッチをしてしまい、逆に筋肉を硬くしてしまう可能性がありますので、気をつけてくださいね。ストレッチはあくまでも、柔らかい筋肉には有効ですが、硬くなってしまった筋肉には逆効果になると言うことは覚えておいてください。
硬くなった筋肉はどうすれば柔らかくなる?
硬くなった筋肉がストレッチでは柔らかくならないのだとしたら、どうしたらいいのか分からなくなりますよね。硬くなった筋肉を柔らかくするのは諦めるしかないのでしょうか。
実は、筋肉が硬くなるのにも理由があるのです。その事をそっちのけで筋肉を柔らかくしようするので、効果が出ないのです。
あぐらをかけなくなる理由
あぐらをかけなくなる原因としてよく言われるのが、
カラダにかかる荷重のバランス
慢性的な腰痛
肥満による体重増加で股関節への負荷が大きい
スポーツで股関節を痛めた経験がある
出産や妊娠中での骨盤の広がり
股関節の変形
などがありますが、いずれも原因にはなるのかもしれませんが、これらの原因引き起こしている真因ではありません。あぐらがかけなくなっているのも、先ほどあげた原因も、非常にシンプルで、単純に筋肉が硬く縮んで伸びなくなることによって引き起こされているのです。
硬くなった筋肉は刺激を加えたり、伸ばしたりするのではなく、たるませる
筋肉は一言で表すと、筋肉そのものを守るために硬くなっています。守ろうとして硬くなっている筋肉に対して、刺激を加えたり、負荷をかけたらどうなるでしょうか。余計に守ろうとしてしまいますよね。この守る仕組みを解除するためには、それらのこととは逆のことすればいいのです。
伸ばしたり刺激を加えるのではなく、たるませてあげればいいのです。もう少しイメージしやすい表現をすると、ストレッチと逆のことをすればいいのです。これだけで、筋肉は守る仕組みを解除して本来の柔らかさに戻っていくのです。
あぐらをかけるようになるために緩める筋肉
それでは、あぐらをかけるようになるためにはどの筋肉を緩めればいいのでしょうか。大きく分けて、原因となっている筋肉は2つあります。自分がどの筋肉を緩めればいいかチェックする方法をご紹介しますので、まずは以下のチェックを行ってください。
あぐらをかける範囲であぐらをかいたまま、仰向けに寝転ぶ
あぐらをかける範囲で構いませんので、あぐらをかいたまま仰向けにゴロンと寝転がってみてください。
→仰向けになると両足が開いて、ピタッと太腿の外側が床につく場合
この場合は
中臀筋
小臀筋
が原因になっていますので、中臀筋と小臀筋のセルフ整体をやってみてください。
→仰向けに寝転がっても、脚の開きは変わらない
この場合は、上記の二つの筋肉も硬くなっている可能性はあるのですが、それよりも
恥骨筋
内転筋
が原因になっていますので、これらの筋肉のセルフ整体をやってみてください。
動画がないセルフ整体については、準備が出来次第アップします。 もし、セルフ整体をしてもイマイチよく分からないという方は、ぜひ一度私の施術を受けてみてください。施術の中でセルフ整体のやり方も伝授いたします。
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