肩こりだけでなく、バストアップにも効果あり
大胸筋とは
胸板を形成する筋肉の中で、最も大きな筋肉です。よく見るとねじれた状態で上腕骨に付着しています。そのため、腕を内転させるだけでなく腕を前に持ち上げる動きにも関係しています。また、胸骨や肋骨を持ち上げて、呼吸を補助する働きもあります。
起始
鎖骨内側 1/2、胸骨前面、第2〜第7肋軟骨、腹直筋鞘前葉
停止
上腕骨の大結節稜
作用
腕を内転および屈曲させ、内側に回転させます。
大胸筋が硬くロックするとどうなる?
大胸筋が硬くロックすると、胸が開きにくくなり巻き肩になりやすくなります。また、腕を後ろに伸ばすことができなくなります。
上部僧帽筋のロックが原因になっている症状
肩こり
首こり
巻き肩
大胸筋のセルフ整体をする前に
初めてセルフ整体を試される方は、まず最初にセルフ整体の流れと注意点をご覧ください!
セルフ整体をする上で、たった一つだけ守って欲しいことがありますので、初めてセルフ整体をする前に必ずご確認ください。
大胸筋のセルフ整体動画
1.大胸筋のロックをチェック
チェックをする場所は胸板の部分。女性の場合は乳房があるので、乳房の上の部分をメインでチェックしてみてください。
2.ロックした大胸筋を探す
大胸筋の筋繊維はほぼ横方向に走っていますので、筋繊維を横切るように縦方向にグリグリと押しながらロックしている筋肉がないかを探します。ロックしている筋肉はグリグリと押すと、痛い、痛気持ちいい、気持ちいい、くすぐったいと感じます。
3.大胸筋のロックが解除される姿勢をとる
緩める側の手を反対側の肩に乗せて、アイーンのポーズをとります。この状態でゆっくりと肘の高さを変えて、グリグリと押している時に感じる違和感が一番消える姿勢を見つけます。
4.痛みや違和感が消える姿勢が見つかったら、90秒キープ
グリグリと押した時に感じていた痛みや違和感が消える姿勢が見つかったら、その姿勢を90秒キープします。この時、大胸筋に力が入らないように緩める側の肘を反対側の手で支えます。
5.ゆっくりと元の姿勢に戻す
90秒経過したら大胸筋にに力入らないように、ゆっくりと元の姿勢に戻します。
先ほどチェックした箇所を再度グリグリと押して、痛みや違和感が消えたままであれば大胸筋のロックは解除されています。
大胸筋全体をチェックしてみましょう
一箇所緩めたからといって、大胸筋のロックが全部取れるわけではありません。緩めた箇所以外にもロックが残っている可能性がありますので、他の箇所もチョックして、もしロックが残っているようであれば同じように緩めてください。
大胸筋のロックを解除する姿勢が見つからないというときは
大胸筋のロックを解除する姿勢がなかなか見つからないというときは、グリグリと押した時の痛みや違和感が一番消える姿勢を見つけてみてください。
また、ロックを解除する姿勢が辛い時は、我慢してセルフ整体を続けたりは決してせず、ゆっくりと元の姿勢に戻してください。
もし、よくわからないという方は、お気軽にチャットやフォーラムでご相談ください。
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